というか、申し訳ないですけど本当は別の題材
に焦点を絞って書こうと思っていたんですが、
なぜか不整脈ってつくづく困った症状だなと思
ったので、訳のわからない記事になりそうです(汗)
まあ、不整脈自体がなんとも得体の知れない病気だと
感じる方も多いと思います。
正直、私も得体が知れない生物の神秘的な
感覚を感じるのも事実です。
っていうか、心臓が死ぬまで一定のリズムを
刻み続けることを真剣に考えれば考えるほど
ノイローゼになりそうです。
この感覚は不整脈を意識した方でないと
全く理解できないと思います。
拍動を意識することなんて激しい運動でも
しない限り感じないからです。
しかし、これまで調べてきた限りでは、不整脈って
想像以上に様々な病気の引き金になるということが
分かってきたわけです。
それも相当やばい病気…。
脳梗塞や心不全とか、どう考えても、その方向には
いかんでくれよと…。
いや、おどすつもりは毛頭ありません。
でも、そんな可能性があるということが
調べていくうちに分かったのは良いこと
なのか悪いことなのか。
ただ、これは誰にでも起こりうることであって
特に健康優良児だったとしても加齢による不整
脈だって当然あるわけだから、人ごとではない
のです。
まあ、人間は年をとるのだから、様々な不調が
出てくることは誰しも分かっていることでしょう。
おっさん的には、その情報をお伝えするのみって
感じでしょうか。
人間、健康が誰しも気になる重大事項であることは
間違いないし、遅かれ早かれ平等かどうかは分から
ないけれど、あなたの身近な問題になることは間違
いありません。
え~と、本当は違う話題の予定でした(汗)
PR 美容の話なら何でも♪
まあ、頻脈というよりも心室細動や心室頻拍などの命に関わる
不整脈の経験者の方や、その可能性の高い人に適用します。
かなり辛い症状の可能性のある方への治療器具ですから
私自身もすこし気が重くなります。
この治療を受け入れること自体勇気がいることだとは
思いますが、命に関わる不整脈ですかし、その効果は
他の治療と比較しても非常に高いと言われています。
さて、植込み型除細動器の機能ですが、例えば心室細動
が起きた時に、それを自動的に感知して適切な電気ショ
ックを与え、拍動を正常な状態に戻します。
ただ、電気ショックの際には植え込んでいる本人も
強いショックを受けることになります。
これを簡単に説明すると、ここのところ様々な施設や
駅・空港などに続々と設置されているAEDというもの
を聞いた事があると思います。
AEDすなわち体外式自動除細動器です。
極端な言い方かもしれませんが、このAEDを体内に
植え込んだ状態と考えていただければ分かりやすい
かもしれません。
もちろん、植込み型除細動器は他にも様々に自動化
された適切な治療を行う機能が備わっています。
ちなみに、ペースメーカーの20グラム程度の大きさ
と違い、植込み型除細動器は100グラム程度と機械
自体は大柄となります。
また、電池式ですので、その発作の頻度によって交換
の時期は個人個人でことなります。
命に関わる不整脈に対しても、この植込み型除細動器
のような機械が一般的な治療器具として普及している事
は、良い事なのではと個人的に思います。
前回はペースメーカーについて書きましたが、今回は
カテーテル・アブレーションについて書いてみたいと
思います。
不整脈の治療ではやはりカテーテル・アブレーション
という言葉を見聞きした方も多いのではないでしょう
か。
実は頻脈性不整脈に対して行われる治療法なのですが
、その他に植込み型除細動器を体内に植込む治療法も
あります。
このカテーテル・アブレーションという不整脈の治療
法ですが、簡単に言うとカテーテルを使って異常な電
気信号の発生源や回路を高周波で焼き切るというもの
になります。
しかし、よくこんな方法を思いついたもんですね。
不整脈の原因である異常な電気信号や回路を薬で抑える
のではなく、直接焼いてしまうっていうんですからすご
いです。
ここで、ちょっと補足説明。
回路って言葉を使いましたが、この意味についても一応
書いておきます。
これは、不整脈のメカニズムである異常な電気信号が回路
のように心臓の中をぐるぐる回る場合を意味します。
つまり異常信号が一ヶ所から拡散する場合とぐるぐると
回る場合があるという事です。
カテーテル・アブレーションを行うには、この異常部位が
特定できなければ治療できません。
これは心電図検査などによって調べる事となります。
一般的には局所麻酔を施し、足の付け根の太い血管から
カテーテルを挿入して心臓まで送り込みます。
この際にも心電図の計測を行い、異常部位を探しながら
治療を行います。
更に背中には対極板を当ててカテーテルの先端を心臓の
内内壁に当て高周波電流を流して、適切な温度と時間で
焼いていくのです。
カテーテル・アブレーションは薬物治療と違い、異常部位
を直接的に取り去る訳ですから、不整脈の根治が期待でき
ます。
ただし、まれではありますが、心臓の筋肉や弁の損傷などの
合併症が起こるリスクもあります。
何故なら、カテーテルという硬いワイヤーを血管を通して
心臓に送り込む事になる為です。
しかし、昔は直接胸を切り開いて治療していたのですから
患者さんの負担は大幅に軽減されます。
この様な理由から急速に普及しました。
今では日本で、年間1万人以上もの人がこの治療を
受けていると言われています。
本来ならば、薬で不整脈の症状が抑えられたり、改善で
きれば良いのですが、十分な効果が出ない場合もあると
思います。
と言っても、症状が比較的軽かったり、生活に影響がな
い場合なら、お医者さんと相談しながら様子を見るなり
できるでしょう。
例えば、薬の量を変えてみたり、同様の効果が期待でき
る別の薬を試したりなど、副作用を考慮しながら自分に
とって一番良い状況になれば良い訳ですね。
しかし、薬物治療をおこなっても、日常生活に支障があ
る症状があったり、命の危険がある種類の不整脈の場合
には、非薬物療法をおこなう事も考えなければなりませ
ん。
まあ、言葉的には薬物治療以外を単純に非薬物療法と言
うんですけどね。
この非薬物療法で、私も含め皆さんが最初に思いつくのは
ペースメーカーの植え込みだと思います。
ペースメーカーは、徐脈性不整脈の治療の為に植え込む事に
なります。
最近では、大きさも重さも昔の物に比べて非常にコンパクト
になってきており、大きさは500円玉程度、重さは10数
グラム程度なんて感じです。
ペースメーカーは、拍動が遅くなった時に、人工的な電気刺激
を発して、そのリズムを整える為のものです。
では、その対象となる状況とは具体的には、どんな場合なの
でしょう。
一つには、徐脈の症状が強く、日常生活に支障がある場合。
もう一つには、徐脈の症状が更にひどく、心不全や突然死の
危険がある場合です。
これって、大変な事ですよね。
つまり、徐脈も症状が重いと、心臓から送られる血液が少なく
なってしまう事になるので、脳や心臓やその他の臓器に悪影響
を及ぼす事になってしまうんです。
さて、非薬物療法ついては、次回も続きます。
]]>今回も、特に抗不整脈薬について書いてみたいと思います。
実は、抗不整脈薬は主に頻脈性不整脈に用いる事が多いのです。
主にその症状が持続する場合などに使用されます。
そこで、使用方法についてですが、発作の起こり方に応じて
二つの薬を使い分けます。
それは、継続的に使用する薬と発作が起きた時に使う薬の二つとなります。
因みに、徐脈性不整脈の治療は、薬物で治療するよりもペースメーカー
を植え込む事の方が多いようです。
また、期外収縮でも日常生活に支障がある位症状が強い場合には、
継続的な薬による治療を施します。
その場合には、チャンネル遮断薬(電気信号の伝導経路を遮断する
作用がある)で、作用が比較的弱めのものを使用する事もあるようです。
まあ、遮断すると言っても、心臓が拍動する為の電気信号が伝わるのを
遅くする目的ですので、勘違いなさらないように。
頻脈性不整脈に使用する抗不整脈薬の主な薬についても書いて
みたいと思います。
これは、チャンネル遮断薬、β遮断薬、ジギタリス薬の三つです。
チャンネル遮断薬は、電気信号の伝導を遮断する作用。
β遮断薬は、自律神経に働きかけて、心臓の拍動を抑える。
ジギタリス薬は、房室結節から電気信号が伝わる事を遮断します。
抗不整脈薬の使用で、おかしいと思う症状が出た場合には、
すぐにお医者さんに相談して下さい。
特に、動悸や息切れ、また手足の冷えや倦怠感などの症状は要注意です。
]]>抗不整脈薬、抗不安薬、抗凝固薬の三つに大別されます。
もちろん、その中心となる薬は抗不整脈薬です。
その前に、抗不安薬と抗凝固薬について簡単にご説明
しておきましょう。
まず、抗不安薬ですが、まあ、ご想像の通り不整脈は
不安が付きまとうものです。
その不安感がもとで、不整脈の発症や悪化を防ぐ為に
使用されます。
次に、抗凝固薬です。
これは、血が固まりにくくする作用を持っています。
血が固まりにくくする事が不整脈に何の関係がと思われ
ますよね。
実は、心房細動では、血の塊ができる場合が多々あります。
つまり、血の塊すなわち血栓を防ぐ事によって、脳梗塞に
つながることを避けるわけです。
そして、最後に抗不整脈薬の説明となります。
ちなみに、様々な種類があり、それぞれのタイプによって
使い分けられることになります。
ただし、副作用の心配もあります。
催不整脈作用という、かえって悪化や別のタイプの不整脈
が引き起こされる場合もあるのです。
薬は利点も非常に大きいのですが、やはり欠点もありますので
異変を感じたら迷わず担当のお医者さんに相談して下さい。
もちろん、お医者さんですから、様々なケースや副作用を
勘案した検討できるはずです。
しかしそこは、個人差も相まってのことですから、あなたが信頼
のおける担当医と巡り合えて、安心して治療を受けておられる事
が私の望みでもあり、又そう願っています。
今回の記事は、更に次回に続きます。
]]>まあ、不整脈も様々な難しい言葉や理解しずらい内容が
多くて困りますよ、ホント。
てな訳で、今回のテーマは不整脈の治療についてです。
不整脈の治療と言っても様々にありますから、少し別の角度から
整理して考えてみようかなと。
1)不整脈の治療の目的について
これは、ある意味で二つに大きく分けられます。
まず、命に係わるような不整脈に対してですが、当然その発症自
体が大問題な訳です。
もし、発症しようものなら一大事です。
したがって、発症の予防が治療目的となります。
二つ目に、命に係わるものでなくともその自覚症状自体が普段
の生活に支障をきたす場合があります。
この場合には、その自覚症状の改善・回復が目的となります。
要するに、治療目的としては「不整脈の発症予防」と
「不整脈の自覚症状の改善」という二つに分けられる
と思うんです。
ここで、更に別の角度から不整脈の治療について考えてみましょう。
2)不整脈の原因が明らかな場合と不明な場合
もちろん原因が分かっている場合には、その原因に対する治療が
優先されることになりますよね。
で、原因不明の場合です。
原因が分からないわけですから当然不整脈自体に対する
治療となります。
まあ、原因がわかっている場合でもその原因に対する治療の効果が
あまり出ない場合には、不整脈そのものに対する治療を行います。
要点としては、「不整脈の原因に対する治療」と「不整脈自体に対する
治療」という事になります。
さらにさらに、三つ目の角度からも書いてみます。
3)治療方法について
この治療方法についても、やはり二つに分けられます。
「薬物療法」と「非薬物療法」です。
オイオイ簡単な分け方だな、なんて言われそうですね。
まっ、今回の記事は大きく分けて考えるいう事ですのでご勘弁を。
まず、薬物療法ですが主に不整脈そのものの治療に用いられます。
そして、非薬物療法は特に一度でも発症すると命に係わるような
場合に行われます。
具体的には、ペースメーカーなんかがこれにあたります。
という事で、不整脈の治療に対する考え方をまとめてみました。
治療はタイプや原因によって変わりますので、適切な診断が
重要であることは言うまでもありません。
そう言えば、不整脈のタイプや種類については書いていなかったかもな~。
この辺についてもある程度整理して書こうと思っています^^
]]>なにしろ、様々な症例や原因、現在の治療方法の推移…などなど、年齢や病状
原因が絡み合っていて千差万別とも言えるようなんです。
いや、もちろん大きく分けられた原因や不整脈の病名はあるんですが、似たよ
うな状況でも、薬が効く人、あまり効かない人もいるようです。
って言うのも、ネットサーフィンして不整脈の事を書いている人のサイトや
ブログを覗くと本当に考えされてしまったんです。
まっ、当然ですけど常に妙な不安感が付きまとってる訳です。
命に係わる可能性のある病気ですからそりゃそうなります。
でも、不整脈には怖いものと怖がる必要のないものがあります。
だけど、いくらそう言われても自覚症状がある人にとっては
なんとも言えない気分でしょう。
例えば、最近非常に有名な治療法でカテーテル・アブレーションという物が
あります。
これはカテーテルという管を心臓まで、足の付け根から送り込んで異常な
電気信号の発生源や経路を焼き切るという治療法です。
状況によっては根治がかなり期待できる治療法でもあります。
しかし、完全に上手く行きましたと言われても、若干の部分的な異常拍動が
残る場合もあります。
ここで、お医者さんは言う訳です。
「その程度のものなら気になさらなくて結構ですよ、危険なものでは
ありませんから」
確かにその通りなんだけどさ。
う~ん、今回はなんだかうまく話がまとめられませんが、要するに
不整脈が命に係わる可能性のある病気だから非常に不安な気持ちに
なるって事が言いたかったんですよ。
大丈夫だと分かっていても、急に心臓がドクドクしたりしたら
やっぱり怖いって事。
特に、症状が頻繁にでる方にとっては。
しかも、24時間いつ起こるか分からないし…。
やっぱり、うまく表現できませんが、これから更に色々と調べて
不整脈について書き連ねていこうと思います。
本当は、もっと安心感のあるさわやかな記事を書きたいんですけどね(笑)
]]>
その前にちょっと思ったんですが、不整脈の治療から逆に辿っていった方が、
怖い不整脈やその種類が逆に浮かび上がってくるんじゃないのかなと。
そして、そこで浮かび上がってきた不整脈を調べて書いていった方が、この
ブログの主旨に合うのかもしれません。
確かに、不整脈は治る!なんて自信満々の記事を書いてしまいましたが、
やっぱりペースメーカーなんて聞くとヒビリますよ。
しかし、そこから逆に辿って不整脈という物をあぶりだしてみれば
怖さも少しは和らぐのかも。
何故なら確立した治療法、すなわち治りますよって話からさかのぼって
いく訳ですから(笑)
う~ん、我ながら良いアイデアだ。
だって怖いのイヤだも~ん(子供か)
おっと、そろそろペースメーカーの説明をせねば(汗)
まず、ペースメーカーは本体とリードと呼ばれる導線からなっています。
リードは不整脈の病状や選ばれたペースメーカーの種類によって
心房や心室またはその両方に挿入されます。
そして、心臓からの信号を本体に送り本体からの電気刺激を心臓へ
送る仕組みになっています。
しかも本体は心臓の状況に応じた細かな判断ができるよう進歩しており、
おかしくなってしまっている洞結節や刺激伝導系の機能を補い、状況に
応じた脈拍を維持します。
どうです、昔の単純なペースメーカーより進歩している感じしませんか?
要するに、起きて活動していたり興奮していたりの心臓の状況とか、寝ている
時などの安静時の心臓の状況をペースメーカーが読み取る機能があり、さらに
その状況に適した電気刺激が制御できるってことです。
まあ、一般の電子機器が進歩しているようにペースメーカーも進歩しているって
事ですね。
不整脈が治りますという情報は非常に嬉しいのですが、
逆に考えれば治さなければならない危険な不整脈がある
という事でもあります。
もちろん私も皆さんも、その危険な不整脈が怖いのであって
心配のタネなわけです。
しかし、その危険な不整脈が十分治療可能であるという事実は
大きいです。
さて、医学の進歩が作り出したもので最初にご紹介したいのは
ペースメーカーです。
えーっという声が聞こえてきそうですね。
そんなもん知っとるわ!と…
そりゃそうでしょうね。
不整脈がどうのこうの言う以前に子供から大人までペースメーカー
という言葉は、殆どの方が耳にした事があるかとは思います。
で、その理解は心臓の病気で(どんな心臓の病気かは知らない)、
ペースメーカーで心臓の働きを助けるんだろう程度なんじゃないか
と思います。
ここで、ちょっと思い出していただきたいのは以前にも書いたように
心臓の拍動は電気信号(電気刺激)によって、心臓という筋肉を動かす
事によって行われているという事です。
そして、その電気信号(電気刺激)は洞結節から発せられています。
不整脈は基本的には、その電気信号自体がおかしくなってしまっている状態です。
主に徐脈(脈拍が病的に遅くなる)の症状が現れる洞不全症候群や
伝導障害の場合に使用されます。
つまり、ペースメーカーはその電気信号を適切に調整補助しよう
という機械なわけです。
昔のペースメーカーは常に一定のリズムの信号を発するだけだったようですが、
現在はかなり進歩しているようですよ。
日常生活には殆ど支障をきたさない、とても自然な拍動のコントロールを自動で
行ってくれるみたいです。
大きさも随分と小さくなったみたいです。
ここで、ちょっと反省!
何がって?
えーと、携帯電話の事です。(みなまでは書きません)