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不整脈が心配でヒビリまくる管理人が不整脈について調べた様々な事

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不整脈の非薬物治療の続きです。

前回はペースメーカーについて書きましたが、今回は
カテーテル・アブレーションについて書いてみたいと
思います。

不整脈の治療ではやはりカテーテル・アブレーション
という言葉を見聞きした方も多いのではないでしょう
か。

実は頻脈性不整脈に対して行われる治療法なのですが
、その他に植込み型除細動器を体内に植込む治療法も
あります。

このカテーテル・アブレーションという不整脈の治療
法ですが、簡単に言うとカテーテルを使って異常な電
気信号の発生源や回路を高周波で焼き切るというもの
になります。

しかし、よくこんな方法を思いついたもんですね。

不整脈の原因である異常な電気信号や回路を薬で抑える
のではなく、直接焼いてしまうっていうんですからすご
いです。

ここで、ちょっと補足説明。

回路って言葉を使いましたが、この意味についても一応
書いておきます。

これは、不整脈のメカニズムである異常な電気信号が回路
のように心臓の中をぐるぐる回る場合を意味します。

つまり異常信号が一ヶ所から拡散する場合とぐるぐると
回る場合があるという事です。

カテーテル・アブレーションを行うには、この異常部位が
特定できなければ治療できません。

これは心電図検査などによって調べる事となります。

一般的には局所麻酔を施し、足の付け根の太い血管から
カテーテルを挿入して心臓まで送り込みます。

この際にも心電図の計測を行い、異常部位を探しながら
治療を行います。

更に背中には対極板を当ててカテーテルの先端を心臓の
内内壁に当て高周波電流を流して、適切な温度と時間で
焼いていくのです。

カテーテル・アブレーションは薬物治療と違い、異常部位
を直接的に取り去る訳ですから、不整脈の根治が期待でき
ます。

ただし、まれではありますが、心臓の筋肉や弁の損傷などの
合併症が起こるリスクもあります。

何故なら、カテーテルという硬いワイヤーを血管を通して
心臓に送り込む事になる為です。

しかし、昔は直接胸を切り開いて治療していたのですから
患者さんの負担は大幅に軽減されます。

この様な理由から急速に普及しました。

今では日本で、年間1万人以上もの人がこの治療を
受けていると言われています。

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不整脈の薬物治療について書いてきましたので、今回は
不整脈の非薬物療法について書いてみたいと思います。

本来ならば、薬で不整脈の症状が抑えられたり、改善で
きれば良いのですが、十分な効果が出ない場合もあると
思います。

と言っても、症状が比較的軽かったり、生活に影響がな
い場合なら、お医者さんと相談しながら様子を見るなり
できるでしょう。

例えば、薬の量を変えてみたり、同様の効果が期待でき
る別の薬を試したりなど、副作用を考慮しながら自分に
とって一番良い状況になれば良い訳ですね。

しかし、薬物治療をおこなっても、日常生活に支障があ
る症状があったり、命の危険がある種類の不整脈の場合
には、非薬物療法をおこなう事も考えなければなりませ
ん。

まあ、言葉的には薬物治療以外を単純に非薬物療法と言
うんですけどね。

この非薬物療法で、私も含め皆さんが最初に思いつくのは
ペースメーカーの植え込みだと思います。

ペースメーカーは、徐脈性不整脈の治療の為に植え込む事に
なります。

最近では、大きさも重さも昔の物に比べて非常にコンパクト
になってきており、大きさは500円玉程度、重さは10数
グラム程度なんて感じです。

ペースメーカーは、拍動が遅くなった時に、人工的な電気刺激
を発して、そのリズムを整える為のものです。

では、その対象となる状況とは具体的には、どんな場合なの
でしょう。

一つには、徐脈の症状が強く、日常生活に支障がある場合。

もう一つには、徐脈の症状が更にひどく、心不全や突然死の
危険がある場合です。

これって、大変な事ですよね。

つまり、徐脈も症状が重いと、心臓から送られる血液が少なく
なってしまう事になるので、脳や心臓やその他の臓器に悪影響
を及ぼす事になってしまうんです。

さて、非薬物療法ついては、次回も続きます。

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